「屋根が落ちた」と大学生から報告 雪の重みで築20年の“サークル棟”が崩壊…今冬の建物被害は434件にのぼる 青森県・弘前大学
ことし観測史上1位の積雪を記録した弘前市で建物被害です。
弘前大学の学生が使う「サークル棟」が雪の重みで崩壊しました。
崩壊したのは弘前市文京町にある弘前大学のサークル棟3号棟です。
弘前大学によりますと、先月27日に学生から学生課の窓口に「屋根が落ちた」と報告がありました。
崩壊したサークル棟は築20年で、長さは34メートルです。
当時屋根には1メートル以上の雪が積もっていて、3分の1が雪の重みで潰れました。
被害にあった建物は学祭本部実行委員会が使っていますが、先月7日から春休みで学生はおらずけが人はいませんでした。
大学は被害の翌日から立ち入り禁止の張り紙を掲示したほか、すべての学生にメールで注意を促したということです。
県のまとめによりますと、雪による建物被害は434件にのぼっています。