今シーズンの大雪による農業被害について、宮下知事は県議会の一般質問で会期中に補正予算で支援を行うことを検討していると明らかにしました。

★宮下知事
「被害に遭われた生産者に寄り添い、これからも安心して経営を持続できるよう、りんごの枝折れや農業用パイプハウス畜舎について本定例会の会期中における補正予算対応も含めて再生産に向けた支援策を検討させていただく」

県のまとめによりますと、県内の豪雪による農業被害の被害額はおよそ2億円に上っています。
津軽地方を中心にりんごの枝折れやパイプハウスの全壊などが確認されています。
補正予算での対応が決まれば、開会中の県議会に予算案が追加提案される見込みです。
また宮下知事は道路の除排雪は基本的な住民サービスだとして、さらなる効率化や見える化に取り組む方針を述べました。

★宮下知事
「道路除排雪は基本的な住民サービスであると考えており、除雪オペレーターの高齢化や担い手不足といった課題を抱える中、今後とも国や市町村関連業界との連携を強化しデジタル技術の活用を図りつつ、道路除排雪の一層の効率化や見える化に取り組んでまいります」

県議会の一般質問は7日まで行われます。