断続的に“強い寒気”数日続くか…山沿いでは70センチの降雪量予想も 津軽と三八上北では大雪に注意・警戒を
青森地方気象台によりますと、津軽と三八上北では冬型の気圧配置や気圧の谷の影響により大雪となる所がある見込みです。
20日にかけて、大雪に注意・警戒してください。
以下、18日午後4時6分に発表された、大雪に関する青森県気象情報です。
大雪に関する青森県気象情報 第6号
[気象概況]
日本付近は冬型の気圧配置となっています。東北地方の上空約5000メートルには、氷点下39度以下の強い寒気が流れ込んでいます。その後も日本付近の上空には断続的に強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が数日続く見込みです。
このため、津軽と三八上北では、大雪となる所があるでしょう。発達した雪雲が同じ場所にかかり続けた場合には、警報級の大雪となる可能性があります。
[雪の実況]
18日15時現在の24時間降雪量(アメダスによる速報値)
青森市酸ケ湯 51センチ
18日15時現在の積雪の深さ(アメダスによる速報値)
青森市酸ケ湯 474センチ
[雪の予想]
18日18時から19日18時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
津軽の山沿い 70センチ
津軽の平地 40センチ
下北の山沿い 20センチ
下北の平地 15センチ
三八上北の山沿い 70センチ
三八上北の平地 30センチ
その後、19日18時から20日18時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
津軽の山沿い 50センチ
津軽の平地 30センチ
下北の山沿い 15センチ
下北の平地 10センチ
三八上北の山沿い 50センチ
三八上北の平地 20センチ
その後も、降雪が続き、積雪はさらに増える見込みです。
[防災事項]
津軽と三八上北では、20日にかけて、大雪による交通障害、屋根からの落雪、建物や農業施設への被害に注意・警戒してください。また、電線や樹木への着雪、積雪の多い傾斜地では、なだれにも注意してください。