「副業サポートプラン」騙る詐欺 20歳代の女性が351万円だまし取られる
青森県内に居住する20歳代の女性が、副業の紹介をかたる特殊詐欺でおよそ351万円をだまし取られました。
警察によりますと女性はことし5月8日、利用しているSNS上に表示された「提携記念32000円プレゼント」という広告を閲覧し、LINEアカウント「【公式】ユーザー」を友だち登録しました。
すると「【公式】ユーザー」から副業を紹介され、スタートブックを入手するための費用1,980円をd払いで電子決済を行いました。
その後、「株式会社MOREの谷山」を名乗る男性から、被害者のスマートフォンに電話があり
・副業の内容は、広告を作成してインターネット上に掲載し閲覧数に応じて収入が得られる。
・金額が高いプランの方がサポートも多く、収益も高くなる。
・250万円のサポートプランがある
などと言われました。
女性は、副業サポートプランに加入するため、5月8日、男性から指定された法人名義口座に、現金98万円を振り込みました。
また女性は、男性から指示されてインターネットバンキング口座を開設するとともに、同口座を消費者金融からの借入金の入金口座に指定していたところ、女性が知らないうちに、5月9日に同口座に入金された現金253万円が別の法人名義口座に送金されていました。
女性は、一連のやり取りを思い返して不審に思い、警察に相談し、被害に気付いたということです。
警察は副業サイトをかたり、サポート料金などの名目で現金をだまし取る詐欺が発生しているとして、注意を呼びかけています。