気候変動で変わる魚種 高校生がつくり育てる漁業学ぶ 青森県八戸市
八戸市の高校生たちが階上町の種苗生産施設を見学し、つくり育てる漁業への理解を深めました。
県栽培漁業振興協会を訪ねたのは八戸水産高校海洋生産科の2年生15人です。
見学会では二木業務執行理事から業務の説明を受けたあと、卒業生の先輩職員たちと栽培漁業の仕事について意見を交わしました。
気候変動による影響で沿岸で漁獲できる魚種が変わりつつあるなか、生徒たちはマゾイやアワビなど種苗生産の現場を見学し、つくり育てる漁業に理解を深めていました。
★八戸水産高校の生徒
「とれる漁業ではなく育てる漁業を発展させていくことが大事だと思いました」
「小さいものから育てる大切さを知ることができて、すごい勉強になりました」
「これから僕も栽培漁業について、興味や関心を抱いていきたいと思いました」
協会は1人でも多くつくり育てる漁業に関心を寄せてほしいと呼びかけていました。