「結局うそつきに…お客様に申し訳ない」中三破産で突然の解雇 元従業員の不安は 青森県弘前市で相談会
先月破産した中三の離職者を対象とした相談会が開かれました。突然解雇された元従業員からは再就職に対する不安や、利用してくれたお客さんに申し訳ないという声が聞かれました。
ハローワークと弘前市が共同で開いた相談会には中三弘前店の元従業員およそ80人が参加しました。相談会では健康保険や年金の手続きそれにハローワークの利用のしかたなどについてそれぞれ担当者から説明がありました。
中三は先月29日に事業を停止し破産手続きを開始しました。負債総額は9億円で、従業員85人は全員解雇されました。
★25年勤務した中三の元社員
「(閉店と解雇を知って)えっしかもきょうのきょう?って感じで朝の9時に手続きして11時には私物を持って出ていってくださいだったので」
Qそれから中三には行ってないですか?「行ってないです目の前も通っていない」
★中三の元従業員
「(中三には)打診みたいなのをしてくれればお客様にもさんざん中三つぶれるんじゃないのと言われてきたのでその時の答えがそんなこと絶対ないですと答えてきたんですけど結局うそつきになってしまいました お客様にも本当に申し訳ないです」
★テナントの元従業員
「びっくりでしたまだ子どもも小さいのでもう不安しかなかった 条件に合った仕事を探せるかは心配です」
★中三の元従業員
「(困っているのは)次の仕事の探し方なかなか見つからないので (中三には)もうちょっと私たちの今後のことをフォローしてもらえていたらと思います」
突然解雇された元従業員たちは今後の生活に不安を抱えており、再就職などへの支援が求められています。