世界大会も開催!?りんごの品種と偉人を組み合わせて高得点の役を狙え!りんごに詳しくなれる注目の新ゲーム「あっぷるぱい(牌)」を体験 青森県平川市
特集は青森りんごの歴史が学べるカードゲームです。
その名も「あっぷるぱい(牌)」。
デザインやルールにとことんこだわったゲームの魅力とは。
平川市にあるとあるお宅に伺いました。
★青森放送 橋本莉奈キャスター
「こちらである大会に向けて練習にはげむ方々がいるようです こんにちは!声が聞こえてきました」
集まっていた女性4人は手元にあるカードを真剣な表情で見つめています。
カードにはたくさんのりんごが。
すると!
★女性たち
「めやぐ!わ~~!」
あがった時の発声は津軽弁!
★橋本莉奈キャスター
「いま何のゲームをされているんですか?」
★女性
「あっぷるぱい(牌)ゲームです」
女性たちが楽しんでいたのは青森のりんご栽培の歴史を学ぶことができるカードゲーム、その名も「あっぷるぱい(牌)」です。
カードにはさまざまなりんごの品種が描かれていて、りんごの右上には産地が左上には収穫時期の早さを表す数字が印刷されています。
そのほかりんご農家が使う道具や人物の顔が描かれたカードもあります。
このゲームを作ったのは平川市出身の青森りんご歴史伝承家 木浪真由美さんです。
★木浪真由美さん
「このカードゲームは青森県りんご栽培の歴史150年を記念して私が開発したんですが」
「マージャンのように役があるんですけれど役の中に歴史を練り込みました」
今回ルールが分かるように4人ともカードを見せながらゲームを体験させてもらいました。
★橋本莉奈キャスター
「1人11枚持っています」
11枚の手札からスタートし、真ん中の山・通称「岩木山」から1枚ずつカードを引いていきます。
1枚取ったら1枚捨てる。
これを順番に繰り返し、3枚1組を4組そろえていきます。
例えば同じ品種や連番のカードで3枚そろえたり、偉人や道具を3枚そろえたりと組み合わせ方はさまざま。
この組み合わせ方によって点数が異なります。
一番早く4組そろえた人があがりで、何回かゲームを繰り返しその合計点で順位が決まります。
ここで私に高得点のチャンスが!
★「澁川さん2枚いるからさ りんごの復興だ」
黒石市出身で戦後荒れ果てたりんご畑を復興させた澁川傳次郎のカード3枚と、どのりんごでも3枚を集めると100点が獲得できる高得点の役「りんごの復興」です。
ちなみにこれよりも高得点となるのが、元津軽藩士でりんご栽培の礎を築いた菊池楯衛のカードを使った役です。
この役にはある2つのりんごが鍵となります。
★木浪真由美さん
「(明治時代)全国の仕事をなくした藩士たちの失業対策で日本の果樹栽培は始まっているんです。弘前藩はりんごを選んだその中に紅玉と国光という種類が当時からあった 未だに作られているので、菊池・紅玉・国光を3枚ずつ集めると“りんごの始まり”220点という高得点の役になります」
高得点の役にはストーリーがあるので、遊びながらりんごに関する知識を自然に覚えることができます。
さらに楽しいのがゲーム中の発声です。
★橋本莉奈 キャスター
「かにかに!」
津軽弁で「ごめんね」という意味の「かにかに」は、ほかのプレーヤーが捨てたカードを使ってひと組作る時に言います。
ルールやデザインにとことんこだわったあっぷるぱい(牌)はイベントでの体験会や小学校の授業でも。
さらに!
★あっぷるぱいを広める会
「いま世界大会を前に特訓だよね 自分たちのスキルアップのために毎日時間を惜しんで」
実は今月24日にあっぷるぱい(牌)世界選手権大会が平川市文化センターで開催されます。
★木浪真由美さん
「いずれは世界中からあっぷるぱいの大会に参加するために日本に来るという人たちを想定しているので」
「コミュニケーションツールとしてもだんだんと成長してきているし、地域になければいけないインフラになりたいとも思っているので、市民の交流・地域住民の交流のひとつになりたいと思っています」
りんご植栽150年を迎えることし、カードゲームの「あっぷるぱい(牌)」は青森りんごの歴史に関心を持ち地域をつなぐ重要なツールとなりそうです。
その名も「あっぷるぱい(牌)」。
デザインやルールにとことんこだわったゲームの魅力とは。
平川市にあるとあるお宅に伺いました。
★青森放送 橋本莉奈キャスター
「こちらである大会に向けて練習にはげむ方々がいるようです こんにちは!声が聞こえてきました」
集まっていた女性4人は手元にあるカードを真剣な表情で見つめています。
カードにはたくさんのりんごが。
すると!
★女性たち
「めやぐ!わ~~!」
あがった時の発声は津軽弁!
★橋本莉奈キャスター
「いま何のゲームをされているんですか?」
★女性
「あっぷるぱい(牌)ゲームです」
女性たちが楽しんでいたのは青森のりんご栽培の歴史を学ぶことができるカードゲーム、その名も「あっぷるぱい(牌)」です。
カードにはさまざまなりんごの品種が描かれていて、りんごの右上には産地が左上には収穫時期の早さを表す数字が印刷されています。
そのほかりんご農家が使う道具や人物の顔が描かれたカードもあります。
このゲームを作ったのは平川市出身の青森りんご歴史伝承家 木浪真由美さんです。
★木浪真由美さん
「このカードゲームは青森県りんご栽培の歴史150年を記念して私が開発したんですが」
「マージャンのように役があるんですけれど役の中に歴史を練り込みました」
今回ルールが分かるように4人ともカードを見せながらゲームを体験させてもらいました。
★橋本莉奈キャスター
「1人11枚持っています」
11枚の手札からスタートし、真ん中の山・通称「岩木山」から1枚ずつカードを引いていきます。
1枚取ったら1枚捨てる。
これを順番に繰り返し、3枚1組を4組そろえていきます。
例えば同じ品種や連番のカードで3枚そろえたり、偉人や道具を3枚そろえたりと組み合わせ方はさまざま。
この組み合わせ方によって点数が異なります。
一番早く4組そろえた人があがりで、何回かゲームを繰り返しその合計点で順位が決まります。
ここで私に高得点のチャンスが!
★「澁川さん2枚いるからさ りんごの復興だ」
黒石市出身で戦後荒れ果てたりんご畑を復興させた澁川傳次郎のカード3枚と、どのりんごでも3枚を集めると100点が獲得できる高得点の役「りんごの復興」です。
ちなみにこれよりも高得点となるのが、元津軽藩士でりんご栽培の礎を築いた菊池楯衛のカードを使った役です。
この役にはある2つのりんごが鍵となります。
★木浪真由美さん
「(明治時代)全国の仕事をなくした藩士たちの失業対策で日本の果樹栽培は始まっているんです。弘前藩はりんごを選んだその中に紅玉と国光という種類が当時からあった 未だに作られているので、菊池・紅玉・国光を3枚ずつ集めると“りんごの始まり”220点という高得点の役になります」
高得点の役にはストーリーがあるので、遊びながらりんごに関する知識を自然に覚えることができます。
さらに楽しいのがゲーム中の発声です。
★橋本莉奈 キャスター
「かにかに!」
津軽弁で「ごめんね」という意味の「かにかに」は、ほかのプレーヤーが捨てたカードを使ってひと組作る時に言います。
ルールやデザインにとことんこだわったあっぷるぱい(牌)はイベントでの体験会や小学校の授業でも。
さらに!
★あっぷるぱいを広める会
「いま世界大会を前に特訓だよね 自分たちのスキルアップのために毎日時間を惜しんで」
実は今月24日にあっぷるぱい(牌)世界選手権大会が平川市文化センターで開催されます。
★木浪真由美さん
「いずれは世界中からあっぷるぱいの大会に参加するために日本に来るという人たちを想定しているので」
「コミュニケーションツールとしてもだんだんと成長してきているし、地域になければいけないインフラになりたいとも思っているので、市民の交流・地域住民の交流のひとつになりたいと思っています」
りんご植栽150年を迎えることし、カードゲームの「あっぷるぱい(牌)」は青森りんごの歴史に関心を持ち地域をつなぐ重要なツールとなりそうです。
最終更新日:2025年2月18日 19:59