「ソメイヨシノの香りを楽しんで」目線の高さで楽しめるよう“弘前方式”でせん定 青森県弘前市・弘前公園
話題は弘前市から。全国有数の桜の名所・弘前公園では目線の高さの花のボリュームを増やすため、せん定作業で木の高さを低くする取り組みが行われています。
弘前公園では桜のせん定作業が、きょうから本格的に始まりました。
市の職員40人はりんごのせん定技術を取り入れた「弘前方式」と呼ばれる手法で高いところの枝を切り落とし、人の目線で花が豊かに咲くよう調整していました。
園内では年末年始の大雪の影響で倒木や幹折れが発生しましたが、桜の被害は軽かったということです。
★弘前市公園緑地課 桜守 橋場真紀子 主幹
「皆さんの目線に近いところで花を楽しんでいただき、また開花したときのソメイヨシノの香りを楽しんでいただきたいと思っています」
せん定した枝は来月18日と19日の2回、事前に申し込みをしたそれぞれ200人に配布されます。
桜のせん定作業は来月下旬まで行われます。