巨大地震で落下の恐れ!? 青森県内で対象の6基の橋は…
災害時に重要な「緊急輸送道路」にある橋の耐震化工事です。
巨大地震で落下の恐れがある橋が県内で6基確認されたことが、会計検査院の調査でわかりました。
緊急輸送道路は1995年に起きた阪神淡路大震災を受けて、災害直後に救助や物資を運ぶための緊急車両が通る重要な道路として国土交通省が定めました。
会計検査院は緊急輸送道路の橋のうち、全国30の自治体と14の国道事務所などが行った工事を検査しました。
調査の結果、青森県を含む6つの自治体で落下の恐れがある橋があわせて354基確認され、県内では6基に上りました。
県によりますと、6基の内訳は国道101号にある新中村橋や笹内橋と国道102号にある四十巻橋や温川橋、十和田橋、それに弘前柏線の種市橋です。
県は国の示す方針を踏まえて対応していくとしています。