「人への投資」県経営者協会が賃上げに理解示す 青森市で労使交渉懇談会
春闘の賃上げを巡る労使交渉懇談会が青森市で開かれ、県経営者協会が賃金の引き上げなどに理解を示しました。
懇談会では連合青森が「物価の高騰に賃金の上昇が追いついていない」として月額1万5000円以上、率にして6%以上の賃金の引き上げなどを求めました。
県経営者協会は一部企業が厳しい経営環境にあり、連合青森の要求は非常に高い水準としながらも「人への投資」として賃金引き上げと処遇改善の必要性に理解を示しました。
★県経営者協会 七尾嘉信会長
「価格転嫁を進めながら賃金引き上げなどを各社の支払い能力の中できちんとやっていくことが重要」
★連合青森 塩谷進会長
「中小に賃上げが波及できるような取り組みになるように、連合青森としても環境整備を行っていきたいと思っています」
ことしの春闘は来月末以降、山場を迎えるということです。
最終更新日:2025年3月12日 11:58