3連休「海の日」の表情 ミスター防波堤コンテストに笑顔 巡視船で体験航海 青森市
3連休最終日のきょうは「海の日」です。青森市では防波堤のように放水にどれだけ耐えられるかを競うコンテストが開かれました。
青森市で開かれた「八甲田丸港フェスタ」は海に親しみ感謝する国民の祝日「海の日」恒例のイベントです。
なかでも盛り上がりを見せていたのは「ミスター防波堤コンテスト」で、高圧放水に耐えながら海に落ちるまでの時間やおもしろさを競いました。
挑戦者は強い水圧を全身で受け止めますが、耐え切れず勢いよく海に落ちる人が続出。その様子を見て会場の人たちも楽しんでいました。
最後はじゃんけん対決にもつれ込んだ激戦を制したのは青森市職員の山田聡さんでした。
★優勝した山田聡さん
「第1回から出場してきて、やっと優勝できました。うれしいです」「きょうは3連休の最後ですが楽しく1日を過ごせた」
会場ではほかにもホタテ釣りコーナーやキッチンカーの出店も並び多くの家族連れでにぎわっていました。
一方こちらは海の上から。
ふだんは乗ることができない青森海上保安部巡視艇で青森港を巡る5年ぶりの体験航海が行われました。
午前中1回目の航海には親子連れなどおよそ10人が参加しました。
★青森放送 木下玲斗記者
「いよいよ巡視艇が出航しますどんな景色が見られるのでしょうか」
乗船したのは巡視艇「さわかぜ」。1999年から警備や救助などに使われています。
参加者たちは操舵室など船内を見学したほか、双眼鏡で甲板からの景色を楽しんでいました。
★弘前から
「緑と赤の間を船が通るといわれる場所とアスパムと青森の知らない場所が見られました」「楽しいし うれしい(船に)乗ることが出来て」
★黒石から
「ふだん経験出来ない事なので(子どもを)乗せることが出来てよかったです」
「ふだんは道路からしか(景色を)見られないので海の上でとなるとまた違う世界があってよかったです」
★青森海上保安部 若月早苗 次長
「コロナ禍もあり久々の体験航海ということで皆さんに多く来ていただけてうれしく思っています」
来月24日と25日には巡視船「おいらせ」の体験航海も行われるということです。