ハマ再生へ カキ海面養殖 養殖設備を海へ「沖だし」 組合長「半年後がのくらい育つか楽しみだ」 青森県八戸市
八戸前沖で初めてとなる海面でのカキの試験養殖に向けて設備を設置する「沖出し」が始まりました。
「沖出し」はけさ2つの漁協の8人が八戸市市川町の岸壁から養殖ロープやアンカーなどの設備を海域に運び出しました。
★市川漁協 木田茂美 組合長
「事故がないようにやっていくしかないからまず一つずつ片付けていくしかないかなと思って」
カキの海面養殖は県三八地方水産事務所が2つの漁協とともにことし初めて試験的に取り組みます。
初年度は市川地区の港からおよそ1キロ沖合の海域で深さ9メートルと13メートルの地点にそれぞれ養殖バスケット30個を浮かべてカキの種苗3000個を養殖します。
八戸みなと漁協・市川漁協提供作業は順調に進み種苗の入った養殖バスケット以外の施設はほぼ組み立てを終えました。
★八戸みなと漁協 尾崎幸弘 組合長
「半年後がどのくらい育つか楽しみだ」
カキの種苗は今月末以降に届く予定です。