弘南バス 初乗り運賃値上げも“上限額”を500円に 長距離区間は6割以上お得
弘南バスは弘前市を発着するほとんどの路線バスの運賃の上限額を500円に設定します。
長距離区間を利用する人の負担を軽くするためで運賃が6割以上安くなる区間もあります。
これは弘前市で開かれた会議で示されました。
弘南バスは12月1日から路線バスの初乗り運賃を170円から200円に値上げする予定です。
これに合わせて弘前市発着のほとんどの路線で運賃の上限額を500円に設定するということです。
運賃が最も高い弘前バスターミナル・枯木平間は、改訂後には1,350円から500円になり割引率は63%となります。
去年市が行ったアンケートで郊外の人が割高感を感じていたため、利用促進のために変更します。
★弘南バス 松山泰芳宏 乗合バス課長
「長距離の区間にお客様があまりご利用がないということがありまして、運賃を下げることによってもっと皆さんにバスに乗っていただこうと」
また、慢性的なドライバー不足の影響で桜ヶ丘地区を中心に重複している経路を見直し効率化をめざします。
桜ヶ丘から弘前駅前行きは現在の30便から22便とします。
いずれも東北運輸局に認可されれば、12月1日の冬ダイヤ改正から実施されます。