あさって準決勝!高校サッカーベスト4紹介①八戸学院野辺地西と三本木農業恵拓
ベスト4が出そろった高校サッカー県大会です。
青森山田と八戸学院光星、八戸学院野辺地西と三本木農業恵拓高校がそれぞれ今週土曜日の準決勝に臨みます。
ベスト4のチーム紹介きょうは、7年連続準優勝の八戸学院野辺地西と今年の高校総体で3位の三本木農業恵拓高校です。
堅実な守備で定評のある八戸学院野辺地西高校。
高めに敷いたディフェンスラインからのショートカウンターで勝ちきるサッカーを目ざしています。
今大会も初戦を17対0二戦目を10対0とここまで無失点、二桁得点で勝ち上がっています。
★八戸学院野辺地西 三上晃監督
「まずは組織的に全員で守備をすること、攻撃に関してはあらゆる角度から、セットプレーもそうですし、流れの中からもそうですし、ツートップを中心に得点を重ねることが今大会できたので」
堅実なディフェンスに加え、ことしは2人のフォワードの活躍で決定力も上がっています。
エースでキャプテンの堀田一希選手は今大会9得点を挙げています。
★八戸学院野辺地西 堀田一希キャプテン
「今年必ず優勝して歴史を変えるために、全国で歴史を作っていけるようにシーズンはじめから全員に言い聞かせてきたので、良い準備はしてきたのであとはやるだけかなと思っています」
7年連続で青森山田に対して決勝で涙をのんできた野辺地西。
指揮を執る三上監督の思いもひとしおです。
★八戸学院野辺地西 三上晃監督
「ここ近年、決勝でずっと悔しい思いをしていますので、卒業していった選手の気持ちもそうですし、あらゆる物の力を借りながら試合の中で力を出し切りながら、なんとしてでも今年は優勝を勝ち取りたいと思います」
対するのは、ことしの高校総体で3位と躍進の年となっている三本木農業恵拓。
今大会もここまで無失点で4大会ぶりのベスト4進出です。
★三本木農業恵拓 宮本徹郎監督
「青森県の決勝は山田・野西だろう、関心は野西が山田倒すんじゃないかなんて関心になっている、そういう状況になっているうちらだけど、それを楽しまなきゃダメ」
「その前評判を俺たちが覆す、強敵に立ち向かって勝つほどの楽しさって無いと思う」
「最高の準備しよう、いい?」
チームの強みは臨機応変な「流動性」。
相手に応じたシステムで粘りのサッカーを見せています。
その司令塔となっているのがキャプテンの沼岡樹選手です。
★三本木農業恵拓 沼岡樹キャプテン
「飛び抜けている物は無いんですけども、その分、みんなで協力して、力を合わせてゴールをめざすという、協力とか気持ちの面が強くなっているので」
チームの特色の臨機応変な対応力と、ここぞという時の集中力は日常の生活の中で養ってきました。
★三本木農業恵拓 宮本徹郎監督
「サッカーの力を支えているのは、日常の生活、人間性、そういった部分だと思いますので、そこは強く口酸っぱく言ってきました」
戦った相手やお世話になった人の思いを胸に、準決勝に挑みます。
★三本木農業恵拓 沼岡樹キャプテン
「僕たちが戦ったチームの分、これから背負って野西に勝ちに行きたいと思います」
両校はあさっての準決勝、カクヒログループアスレチックスタジアムで午後1時30分から対戦します。
その様子は青森放送のホームページやアプリでも生配信します。