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7時間半に及んだ東北新幹線の運転見合わせ 計97本運休で7万6,500人の足に影響

2025年3月26日 12:16
7時間半に及んだ東北新幹線の運転見合わせ 計97本運休で7万6,500人の足に影響

JRによりますと、26日に強風の影響で発生した東北新幹線の運転見合わせにより、東北新幹線と山形新幹線、秋田新幹線で上下合わせて97本が運休しました。
遅れは最大494分で、あわせて7万6,500人の足に影響が出たということです。
午後6時10分に全面で運転を再開しましたが、一部の区間で強風による徐行運転が見込まれるため、引き続き大幅な遅れや運休が生じる可能性があるとしています。

山形新幹線(新庄~福島駅間)は福島駅で折り返し運転を行っていますが、以下の列車のみ東北新幹線との直通運転を行うということです。

・つばさ159号(東京20:44発 山形行)
・つばさ160号(新庄19:57発 東京行)

秋田新幹線(秋田~盛岡駅間)は最終列車まで盛岡駅で折返し運転を行うということです。


東北新幹線では26日午前9時13分ごろ、福島駅の下り線(14番線)の架線に付着物(ビニール)が発見され、郡山~白石蔵王駅間の上下線で一時的に架線の電気を止め、係員が付着物の撤去作業を行いました。
付着物は半透明の梱包用ビニールで、長さはおよそ100メートルということです。
その後10時28分ごろ、仙台~白石蔵王駅間に設置されている風速計が規制値に達したため、東京~盛岡駅間の上下線で運転を見合わせました。

気象庁によりますと、宮城県白石市では26日午前10時9分に観測史上最大となる35.0m/sの最大瞬間風速を観測していました。
上越・北陸新幹線は平常運転しているということです。

最終更新日:2025年3月26日 14:04
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