吹き荒れる“春の嵐”で新幹線もストップ…車には“黄砂”の汚れ あすは晴れから雨へ天候急変か
木の葉が舞い、人が歩けなくなるほどの強風。
きょう宮城県では各地で西風が強く吹き荒れ、白石市では観測史上最大となる35メートルの最大瞬間風速を観測しました。
この影響で東北新幹線は風速計が規制値に達し、午前10時30分ごろから東京・盛岡駅間の上下線で運転を見合わせました。
★青森放送 木下玲斗記者
「運転見合わせを受け新青森駅の窓口も徐々に混み合ってきました」
新青森駅も足止めされた乗客で混雑しました。
★埼玉の実家に帰省する乗客
「実家に帰ります 今日中にいってあしたどうしても外せない用事があるので正直困っています…」
★出張で函館へ向かう乗客
「待合室が混んでいて座れなかったのでパソコン作業は出来るところでやろうかなと」
「今日は行けそうにないので動かなければ青森で一泊しようかなと考えています」
★新生活で引っ越しする乗客
「東京に行ってそれからあした千葉に行く予定だった」
「あしたアパートに家電が届くのでそれに間に合えば」
「早く動いて欲しいですね」
東北新幹線はさきほど午後6時10分に全面で運転を再開しました。
県内では八戸市で最大風速18.9メートルを観測し、JR八戸線で上下合わせて4本が運休しました。
大陸からの黄砂が県内にも飛来し、八戸市では車に汚れが。
気象台によりますと黄砂はきのう夜遅くからけさにかけてがピークだったということです。
気象台によりますと県内のあすの朝は高気圧に覆われて晴れますが、低気圧や前線の影響で午後から雨となる見込みです。