ホタテ312円 半成貝の入札が始まった1972年以来過去最高値 陸奥湾ホタテ1回目の入札
陸奥湾ホタテのことし最初の入札が青森市で行われ1キロ312円と過去最高値をつけました。
ことし初めての入札で取り引きされたのは、陸奥湾周辺の漁協が来月1日から21日まで水揚げする予定の半成貝と呼ばれる1年物の養殖ホタテ150トンです。
取り引き量としては過去最も少ない量です。
入札の結果1キロ312円で、半成貝の入札が始まった1972年以来過去最も高い取り引き価格となりました。
昨年の高水温による稚貝の大量死などでのホタテの品薄感が価格を押し上げたと見られています。
★県漁業協同組合連合会 熊木正徳 専務理事
「いまの状況から行くと(価格は)右肩で上がっていくだろうと思っています
市場に製品が出回ったときにホタテ離れとかを起こさなければいいなとそういうところも懸念しています」
ことしの水揚げ予想は平年の3割程度で2万トンの見込みです。