陸奥湾ホタテの稚貝半数近く死ぬ 過去3番目に高い“へい死率” 調査後さらに悪化で「去年より悪いかも…」
陸奥湾ホタテの「稚貝」が半数近く死んでいることがわかりました。
へい死率は過去3番目に高く、さらに悪化しているという報告も寄せられています。
県などは先月行った養殖ホタテの調査結果を公表しました。
死んだ貝の割合を示すへい死率は、今年生まれた稚貝は45.7%と半数近くが被害を受けていました。
高水温の影響で52.5%だった去年に続く過去3番目に高いへい死率となりました。
漁協別では青森市が最も高い70.6%、平内町が51.6%、野辺地町が42.8%でした。
一方、むつ市周辺では20%前後にとどまり地域でばらつきがあります。
今年も赤い線で示したように海水温が平年より高く、養殖カゴを水温が低い深い場所に沈めるなどの対策が行われました。
ただ深い場所はエサが少ないため稚貝が疲弊した可能性があるとしています。
調査は先月行われましたが、その後状況がさらに悪化しているという声も出ているということです。
★むつ湾漁業振興会 立石政男会長
「かなり厳しいですよ去年より悪いかもしれません」
「漁業者の話を聞くと去年まで死んでいない地区も今年は分散作業後に死んでいるということでかなり落ちるのではないかな」
湾内の親貝の数は7,393万枚と過去3番目に少なく、安定生産に必要な量の半数ほどに留まっています。
へい死率は過去3番目に高く、さらに悪化しているという報告も寄せられています。
県などは先月行った養殖ホタテの調査結果を公表しました。
死んだ貝の割合を示すへい死率は、今年生まれた稚貝は45.7%と半数近くが被害を受けていました。
高水温の影響で52.5%だった去年に続く過去3番目に高いへい死率となりました。
漁協別では青森市が最も高い70.6%、平内町が51.6%、野辺地町が42.8%でした。
一方、むつ市周辺では20%前後にとどまり地域でばらつきがあります。
今年も赤い線で示したように海水温が平年より高く、養殖カゴを水温が低い深い場所に沈めるなどの対策が行われました。
ただ深い場所はエサが少ないため稚貝が疲弊した可能性があるとしています。
調査は先月行われましたが、その後状況がさらに悪化しているという声も出ているということです。
★むつ湾漁業振興会 立石政男会長
「かなり厳しいですよ去年より悪いかもしれません」
「漁業者の話を聞くと去年まで死んでいない地区も今年は分散作業後に死んでいるということでかなり落ちるのではないかな」
湾内の親貝の数は7,393万枚と過去3番目に少なく、安定生産に必要な量の半数ほどに留まっています。
最終更新日:2024年12月21日 6:12