「重く受け止める」東北新幹線の分離トラブルで運輸安全委員会が調査始める “1年以内めど”に原因探る方針

東北新幹線の連結が走行中に外れたトラブルを受け国の運輸安全委員会が調査を始めました。
中野国土交通大臣は「重く受け止めている」と述べました。
東北新幹線はきのう都内を走行していた「はやぶさ」と「こまち」の連結部分が外れるトラブルが発生。
この影響で新青森・東京駅間で3時間にわたり運転を見合わせました。
トラブルを受け国の運輸安全委員会はきょう宮城県の車両センターに調査官3人を派遣し、車両の確認や関係者の聞き取りを始めました。
中野国土交通大臣は…。
★中野洋昌 国交相
「去年9月にも同様の事案があった中でこのような事象が起きたことを重く受け止める」
「鉄道輸送の安全確保は鉄道事業者にとって最も基本的で重要な使命なので、国としても安全性向上に向けた取り組みをしっかり講じていきたい」
運輸安全委員会は1年以内をめどに原因を探り、国土交通大臣に報告書を提出する方針です。