高知県佐川町の道の駅の売上金の一部・43万円あまりを自分の口座に入金したとして、業務上横領の疑いで須崎市の48歳の男が逮捕されました。男は「会社のお金には手を付けていません」と容疑を否認しています。

業務上横領の疑いで逮捕されたのは、須崎市南古市町の無職・廣田孝義容疑者(48歳)です。警察などによりますと、廣田容疑者は去年5月13日の午後8時過ぎ、佐川町の「まきのさんの道の駅佐川」の売上金の一部である現金43万8000円を須崎市内の量販店のATMから自分の口座に入金し、横領した疑いがもたれています。

廣田容疑者は当時、道の駅の店長代理として勤務し、収益業務全般に関わっていたということです。道の駅は2023年6月にオープンしたばかりで、去年の決算時に不明金を把握し去年6月、警察に被害届を提出。警察が防犯カメラなどから容疑者を割り出しました。

廣田容疑者は調べに対し「会社のお金には手を付けていません」と容疑を否認しています。このほかにも数百万円の売り上げ金の行方が分からなくなっているということで、警察は余罪の可能性も含めて捜査を進めています。