高知でもロケが行われた映画「釣りバカ日誌」などで知られる俳優の西田敏行さんが亡くなりました。76歳でした。

関係者によりますと、西田さんは10月17日の昼ごろ、自宅で亡くなっていたのを付き人が発見したということです。

西田さんは福島県の出身。テレビや映画など数々の作品に出演し、映画『釣りバカ日誌』では主人公の“ハマちゃん”を演じました。高知とも縁が深く2003年には映画のロケで四万十川を訪問。自然豊かな四万十川を初めて見て感慨無量のようでした。

■西田さん
「初めてきたんですけど感動しますね。 自然の青・・・最後の清流・四万十川という実感しますね」

高知市在住で、釣りバカ日誌の“ハマちゃん”のモデルとなった黒笹慈幾さんは、「亡くなったことは大変残念。釣りバカ日誌が国民的人気シリーズとなったのは西田さんの俳優としての能力が成し得たこと。ご冥福をお祈りいたします」とコメントしています。