高知県内各地から約60種類のポン酢を一堂に集め「ぽん酢王国・土佐」として広くPRしようと宣言する会議が、10月15日に高知市で開かれました。

「とさのぽん酢プロジェクト」と題したこの取り組みは、ポン酢を高知県の新たな名産品にしようとJAや商工団体などでつくる県農商工連携協議会が企画したもので、15日の会議には製造業者やスーパーマーケットのバイヤーなど約100人が出席しました。

会場には、高知県内各地のポン酢・60種類ほどが並び、県内25の製造業者が原材料となるユズや直七などの酢みかんやだしの種類、コクやキレといった味の特徴、そしてどんな料理と合うかなどをPRしました。

また懇親会では、参加者がポン酢ビールで乾杯したあと、実際にポン酢を味見したり料理にかけたりしてそれぞれの特徴を確かめていました。

プロジェクトでは、「県民の冷蔵庫にあるポン酢の種類を倍にする」ことを目標に掲げ、さまざまな活動を実施することで、ポン酢の消費、製造の拡大につなげたいとしています。