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県展・特選ギャラリー『日本画』の魅力【高知】

2024年10月15日 18:49
県展・特選ギャラリー『日本画』の魅力【高知】
こうちeyeの特集は「県展・特選ギャラリー」。
シリーズで入賞作品や各部門の魅力を紹介しています。2回目の今回は多彩なテーマと構図が魅力の日本画部門です。

第78回県展。今年は洋画・日本画・先端美術・彫刻・工芸・書道・写真・グラフィックデザインの8部門に1456人、2683点の応募があり、1044点が入賞、入選となりました。

入賞、入選作品は高知市の県立美術館とかるぽーとの2つの会場で無鑑査作家の作品などとあわせて1111点を展示しています。

その中から今回は日本画部門を紹介。
解説は中土佐町立美術館館長で県展無鑑査の市川雅彦さんです。

日本画部門は58点を展示していて、その中で特選は1点です。
また将来性あふれる新進作家に贈られる島内松南賞は南国市の中沢猛男さんの「夜宴」が受賞しました。

解説をしてくれた市川さんの作品はコロナ禍を経て久しぶりの創作旅行で、今年5月に訪れたイタリア南部の町・マテーラを描いたものです。

第78回県展は県立美術館で洋画、日本画、先端美術。高知市文化プラザかるぽーとで彫刻、工芸、書道、写真グラフィックデザインを展示し、10月27日まで開催しています。