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第78回県展 グラフィックデザイン部門の魅力や作品を紹介【高知】

2024年10月17日 18:50
第78回県展 グラフィックデザイン部門の魅力や作品を紹介【高知】
今年で78回目を迎える県展。シリーズで入賞作品や各部門の魅力をお伝えしています。
今回はグラフィックデザインです。

第78回県展。今年は洋画・日本画・先端美術・彫刻・工芸・書道・写真・グラフィックデザインの8部門に1456人、2683点の応募があり、1044点が入賞、入選となりました。
入賞、入選作品は高知市の県立美術館とかるぽーとの2つの会場で無鑑査作家の作品などとあわせて1111点を展示しています。
グラフィックデザイン部門には、今年は特選など入賞作品を含む83点と無鑑査や推薦など6作品が展示されています。

特選に輝いたのは高知市の筒井孝枝さんの作品「咲いた。」です。筒井さんは2回目の特選です。

グラフィックデザイン部門には将来性あふれる作家に贈られる「山六郎賞」があり、今年は高知市の片岡高輔さんが受賞しました。県美術振興会奨励賞とのダブル受賞です。

今年も高校生や専門学校生から多くの出品があり、新人賞に輝いたのは龍馬デザイン・ビューティ専門学校の小川博輝さんの作品映画ポスター『魂のフーガ』です。

観る人に訴えかける力が求められるグラフィックデザイン。県展無鑑査の手島健司さんは、表面的な部分だけでなく作者の思いを感じ取ってもらえたらと言います。

第78回県展は、10月27日まで高知市の県立美術館とかるぽーとの2会場で開かれています。
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