高知県教育委員会は県内の女性にわいせつな言動をした県教育センターの男性職員を停職10か月の懲戒処分としました。

停職10か月の懲戒処分を受けたのは県教育センターの田上禎久主任管理主事（49）です。

田上主任管理主事は去年6月から7月にかけて、県内に住む知人女性に対し2人きりの状況で、3回に渡ってわいせつな言葉をかけたり身体に触れました。
また、去年8月から今年4月にかけて、性的な羞恥心を抱かせる内容のSNSメッセージや女性がやりとりを拒否しているにも関わらず女性の行動を日常的に確認しているような内容の文言をあわせて11回送りつけていました。女性は今年2月に県教委に相談し、事案が発覚。

女性は心的外傷後ストレス障害を発症しているということです。

県教委は「被害者の人権を無視した極めて悪質な行為で到底許されない。より一層の綱紀粛正や服務規律の徹底に取り組む」としています。