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地下水から基準値の50倍の有害物質検出 高知市大津地区のクリーニング工場跡地【高知】

2025年3月24日 9:56
地下水から基準値の50倍の有害物質検出 高知市大津地区のクリーニング工場跡地【高知】
高知市大津地区の閉業したクリーニング工場の跡地から基準値を超える有害な物質が検出された問題で、地下水から基準値の50倍の濃度の有害物質が検出されたことがわかりました。

基準値を超える濃度の有害な物質・クロロエチレンが検出されたのは、高知市大津甲の高知矢崎商事大津工場の跡地です。

クロロエチレンはドライクリーニングの溶剤として使われていて発がん性があるとされています。汚染濃度の基準値は1リットルあたり0.002ミリグラムなのに対し、3月18日時点では地下水から、最大0.032ミリグラム、土壌からは最大0.021ミリグラムといずれも10倍を超える濃度で検出されたことが報告されていました。

しかし、その後、高知矢崎商事側から訂正があり高知市は3月24日、地下水から検出されたのは基準値の50倍の濃度の最大0.1ミリグラムだったことを明らかにしました。

高知市は、近隣で地下水を利用している住民は調査結果が出るまでは、井戸水を飲まないように呼びかけています。
最終更新日:2025年3月24日 10:05
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