高知県は11月8日、複数の知人女性にわいせつな身体的接触をしたり、わいせつな画像をラインで送りつけるなどした59歳の技査を停職1年の懲戒処分にしたと発表しました。

8日付けで停職1年の懲戒処分を受けたのは中央西土木事務所越知事務所に勤務する吉永和嗣技査（59歳）です。

吉永技査は今年2月、県内在住の知人女性に対して同意を得ることなくわいせつな身体的接触をしたり、去年5月から今年3月にかけて知人女性2人に対して、自身のスマートフォンからSNSでわいせつな画像などを複数回送信しました。

また、今年7月知人の男女について根拠のない性的な噂を勤務時間中、複数の知人に自身のスマートフォンからSNSで送信していました。

7月下旬に被害者の1人から人事課に相談があり発覚したもので、吉永技査は事実を認めています。

県は県職員の信頼を大きく損なうもので信用失墜行為を禁止している地方公務員法に違反するとして、吉永技査を停職1年の懲戒処分とし、すべての県職員に対し公務員倫理の確立と綱紀粛正を徹底するとしています。