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究極の土佐和紙『神宮紙』誕生100年を記念した企画展【高知】

2025年1月15日 11:55
究極の土佐和紙『神宮紙』誕生100年を記念した企画展【高知】
紙の町・高知いの町で生まれた究極の土佐和紙神宮紙」の誕生100年を記念した企画展が、いの町紙の博物館で開かれています。

「神宮紙」は、明治天皇の功績を伝える「聖徳記念絵画館」の壁画を描くための素材として、大正13年(1924年)に旧伊野町にあった製紙会社が開発した、耐久性に優れた土佐和紙です。

この「神宮紙」の誕生から100年を記念する企画展がいの町紙の博物館で開かれていて、約3メートル四方の「神宮紙」を漉くために使った道具やパネルなど50点余りが展示されています。

「神宮紙」は「聖徳記念絵画館」の日本画35点・洋画2点の素材として100年の間展示されてきましたが、既に開発した会社はなくなり、貴重な「神宮紙」の製造技術は残っていません。

この企画展は、2月16日まで開かれています。
最終更新日:2025年1月15日 11:55