高知－大阪間の空の便の就航が70周年の節目を迎えるのにあわせて、10月17日に高知龍馬空港でセレモニーが行われました。

高知と大阪の伊丹空港を結ぶ全日本空輸の高知大阪便は、1954年に1日1往復の民間の定期便として就航を始め、10月1日で就航70周年を迎えました。
高知－大阪便の航路は1日17往復まで増えた時期もありましたが、現在は1日6往復で、関西圏と高知の行き来を支えています。

昨年度の搭乗者数は朝の連続ドラマの効果もあってコロナ禍前を大きく上回る26万7000人まで増加。搭乗率は82パーセントと、県民の欠かせない足となっています。
10月17日は高知発着便の乗客に記念品として土佐紅茶や観光パンフレットなどが手渡されました。

来年は、新たな朝ドラが始まるほか大阪万博の開催による観光需要が見込めることから、今後も高知－大阪便を活用した相互交流に期待が高まります。