思わぬところから‟カオナシ”がひょっこり…ラッピング電車で「ジブリ展」をPR
11月15日に松山市駅前でお披露目されたのは、12月9日から愛媛県美術館で開催される「鈴木敏夫とジブリ展」をPRする伊予鉄道の期間限定ラッピング電車です。
出発式には、地元の保育園の園児たちが招かれ、関係者とともにテープカットを行いました。
映画「千と千尋の神隠し」のイメージカラーである赤っぽいオレンジ色に塗装されたラッピング電車には、あちらこちらに主人公・千尋の顔が。
また、出入り口のドアには…
和泉保育園の園児たち:
「カオナシいた!」
「こっち、(千尋の)お隣におるよ!」
ドアが閉まると、カオナシが登場する仕掛けも施されています。
『千と千尋の神隠し』は22年前に公開されたアニメ映画ですが、現在5歳の園児の中にはカオナシのマネをする子どもも。世代を問わず、人気のキャラクターのようです。
「鈴木敏夫とジブリ展」は、全国で100万人以上を動員しているスタジオジブリの展覧会で、『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』などほとんどのジブリ作品のプロデュースを手がけてきた鈴木敏夫さんの世界観を表現する内容です。
会場にはトトロや湯婆婆など、人気キャラクターの巨大オブジェや映画の名シーンを再現したタペストリーの前で写真撮影ができるスポットなどが登場する予定です。
「鈴木敏夫とジブリ展」の会期は12月9日から2024年1月28日までで、一般の前売り券は1700円、当日券は1900円です。
ラッピング電車はジブリ展が終了する1月28日まで、道後温泉と松山市駅、JR松山駅を結ぶ路線を中心に運行します。