またも“値上げラッシュ”で家計圧迫 電気料金も負担増に…「エアコン」の上手な節電方法は?

先月から続く原材料高や円安の影響で、今月も家庭用の飲食料品が値上げされます。家計を圧迫する値上げラッシュに街の人は…
女性:
「(GWに)子供が帰ってきたから結構お金使ったね」
Q.何に使いました?
「ごはん(外食)家でできんから」
主婦:
「ちょっと買っても5000円は超える。やっぱり高いね。一品一品が200円とか300円とか上がってたら確かに高い。(お金)出す時、えって思うね」
帝国データバンクによると原材料高騰などの理由から、食品価格が先月は2830品目、今月には417品目で値上げ。
また円安の影響を受け、ことしの秋にも値上げラッシュが発生するおそれがあるとしています。
2児の母:
「負担が大きいかなと思います。ミルクとかおむつは絶対必要なので(出費を)削れないしあまり削りたくないかなと思う」
男性:
「ごはんの食材買いに行ったら野菜とかも値上がりしてるのが多いかなと思いますけど」
主婦:
「いるものにしかお金使ってないから節約のしようがない。仕方ない。出るものは出ていく」
そんな中、暮らしに欠かせない「電気代」の負担が増えています。四国電力が発表している平均的なモデルの電気料金では…4月分は7210円でしたが、5月分は500円ほど増加。これは政府が再生可能エネルギーを普及させるため、電気料金に上乗せしている「賦課金」の単価が増えたことによるものです。
そして6月分は414円値上がりして8135円に。これは政府が負担軽減策による補助金を縮小したためなんですが、補助金は7月分からゼロになるため、さらに負担が増す見通しです。
四国電力は燃料費の動向を見ながら電気料金を割り引くなどの対応をとっていますが、単純に補助金分だけで言うと賦課金と補助金ゼロの影響で1400円ほど値上がりするということです。
なかなか頭の痛い話ですが…ここからは、夏に向けて利用が増えてくる「エアコン」の上手な節電方法、クイズ形式で学んでいきましょう!
■問題①
エアコンの「設定温度を1℃下げる」のと「風量設定を強にする」。どちらが節電になるでしょうか?