カラフルな家々が立ち並ぶ“アートの村”に…高さ411mのビル展望台!「韓国・釜山」の絶景・人気スポット
松山から直行便でおよそ1時間、韓国・釜山を水口さんが旅しました。アートに絶景、進化を遂げた愛媛でおなじみの塩パンも登場。釜山の旅、後編です。
去年11月に就航した週3往復の松山-韓国・釜山便。
運航するエアプサンは韓国のLCCとして初めて、社内に客室乗務員の訓練施設を設置した航空会社です。
そんなエアプサンを使ってやってきた釜山旅。現地ガイドのキムさんを案内役に前半は釜山のグルメを堪能しました。
旅の後半は、まずアートから。たくさんの写真映えスポットがあることで知られる釜山で最もよく知られているのが。
韓国のマチュピチュと称される「甘川(カムチョン)文化村」
水口気象予報士:
「うわ!すごーい。カラフル!これ全部、家ですか?」
キムさん:
「家です」
韓国のマチュピチュと呼ばれる高台の街「甘川文化村」です。
観光客2人組女性;
「神戸です。尼崎です。写真撮って楽しもうかと」
ここでは韓国の民族衣装のレンタルが大人気。
住民と芸術家たちが「まちおこし」として景観を整備。町全体がまるで美術館のようにアートであふれています。
水口気象予報士:
「スゴイ行列ができてます」
行列の先には…
キムさん:
「星の王子様がいます一緒に写真を撮れるところで大人気です」
行列に並ぶもよし、街歩きして自分だけの撮影ポイントを見つけるのもよし。ちょっとした異空間を味わえる甘川文化村でした。
「松島海上ケーブルカー」で釜山の海上を空中散歩
続いて、海へと参りましょう。
釜山の西の海岸エリア「松島」へ。海の上を渡るケーブルカーでおよそ7分の空中散歩。
その先にあるのが「松島龍宮雲橋」です。亀のような形の小さな無人島をぐるっと1周できる吊り橋は全長127メートル、海上からの高さ25メートル。
階段を降りて海の上に差し掛かり…
水口気象予報士:
「わ!ちょっと待ってください下見たら!怖い」
キムさん:
「怖いけど、海の色がとてもきれいでしょう」
白い橋の隙間からは緑の海と断崖。ちょっとスリリングですが、橋の名前の通り「雲の上」を歩いている気分になれますよ。
韓国屈指のリゾート地「海雲台(ヘウンデ)」で高層ビル群を一望!
つづいて高層ビルの街、海雲台(ヘウンデ)へ。
水口気象予報士:
「ここ海雲台はビーチもすごく有名ですよね」
キムさん:
「釜山といえばここ、海雲台海水浴場ですね」
夏場は砂浜が見えなくなるほど多くの人で賑わう韓国屈指のリゾート地です。
海雲台でひときわ存在感を放つ3棟の高層ビル。
釜山でいちばん高い411メートルのビルの展望台へ。エレベーターで昇るのはなんとビルの100階。
水口気象予報士:
「わーすごい」
キムさん:
「オモチャみたいに見えますね」
海雲台のビーチや高層ビル群が一望です。
水口気象予報士:
「上から見ると釜山は高いビルが多いですね」
展望台にはこんな場所も。
キムさん:
「(床が)ガラスになっています。1階まで見えます」
水口気象予報士:
「あれビーチですよね。うわー怖くなってきた」
スリリングな体験の後はお腹を満たしたい。ということで、キムさんが「韓国人が一番好きな食べ物」というあの店へ。
水口気象予報士:
「すごい分厚いですね」
サムギョプサルです。日本での知名度も高い豚バラの三枚肉の焼肉。ここでは熟成肉のサムギョプサルが食べられます。
ハサミで一口大に切って。白菜のキムチの上に焼きあがったサムギョプサルをてんこ盛りに!
水口気象予報士:
「これが本場のサムギョプサル」
キムさん:
「(店員さんが)必ず塩から食べてくださいですって」
水口気象予報士:
「脂の甘みが引き立ちますね。お肉もジューシーです。いろいろ味変ができるのがいいですね。韓国人がみんな大好きなの分かります」
大型スーパーで見つけた韓国みやげ
旅行に欠かせないお土産。大型のスーパーマーケットemartでお土産探しです。お菓子売り場はお土産選びのパラダイス。
キムさん:
「もちもちした韓国の伝統のお菓子・薬菓」
「ビビという歌手がタイトルに羊羹がつく曲を出してから羊羹が大人気」
「塩パン。パンの部長って書いてある」
なんと、八幡浜発祥の塩パンがスナック菓子になっていました!
水口気象予報士:
「2+1とは?」
キムさん:
「2つ買ったら1つ無料、タダですね」
でもこれは序の口、コスメ売り場にはなんと「10+10」のフェイスパックが!
水口気象予報士:
「20個いけるってこと?」
キムさん:
「全部で20個です」
わたしは5種類の食べ物とフェイスパックを購入しました。
韓国で人気上昇の「塩パン」 が若者のまちで独自に進化
ところで!スーパーで見かけた塩パンのスナック以外にも、進化した塩パンがあるとの情報をゲットし…釜山最大の繁華街、西面にあるカフェに向かいました。
水口気象予報士:
「すごいカワイイ。愛媛の塩パンと全然違う」
コーンの代わりに塩パンを使った塩パンソフトクリームです。
キムさん:
「韓国で塩パンは流行ってますが、私もこんな形は初めてです」
キムさん:
「(ソフトクリームが)パンの味がする」
水口気象予報士:
「そうなんですよ、塩パンのバターの香りと小麦の香りが」
愛媛の塩パンが釜山で独自の進化を遂げていました!
富平(プピョン)カントン市場で世界の屋台グルメと人情に出会う
釜山には多くの夜景スポットがありますが、夜景とあわせて夜に訪ねたい場所が。
釜山の西エリア・南浦洞韓国初の常設夜市、富平カントン市場です。夜になると、およそ100メートルの商店街に30を超える屋台が。韓国だけでなく世界の屋台グルメが楽しめます。
キムさん:
「ビビンタンミョンという食べ物なんですけど、釜山にだけ売ってるもの」
水口気象予報士:
「温かい麺で、ゴマと海苔とたくあん?たくあんとゴマの風味がすごく効いて、辛すぎない。おいしい!」
キムさん:
「クリームが入っていて柔らかい、市場っぽいパン」
水口気象予報士:
「やっぱりハサミで切るんですね」
お母さんと記念撮影。
店員:
「サービス!」
水口気象予報士:
「なんて皆さん優しいんだ、カムサハムニダ」
グルメにアートに絶景。大満足の釜山旅でした。
松山-釜山線の運航スケジュールは、3月末からご覧の時間に変更。エアプサンのホームページや旅行会社から予約することができます。