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「松山-台北」直行便で行く!若者文化の発信地にノスタルジックな街並み…“台湾の注目スポット”

2024年3月22日 18:36
「松山-台北」直行便で行く!若者文化の発信地にノスタルジックな街並み…“台湾の注目スポット”
台湾の注目スポットを巡る旅へ

現在、愛媛県の松山空港では、過去最多となる週14便の国際線が運航していますが…今月復活した直行便で青木キャスターが台湾へ行ってきました!

今月6日、4年ぶりに再開した松山-台北線の定期便。松山空港からおよそ3時間で桃園国際空港に到着します。

今回は、観光業界など愛媛県からの視察団と一緒に、台湾の注目スポットを巡ってきました。

まるで物語の世界…台湾の人気観光スポット「九份」

きょうは、台北・台南エリア編!

台湾屈指の観光スポット『九份』。台湾北部の山間の町で、かつては金鉱で栄えました。

青木アナ:
「うわーきれい!ふわっと浮かんでいる赤提灯が少し怪しげな感じもして、物語の世界に入ったみたいですね」

石段に古い建物、提灯の灯り…このノスタルジックな雰囲気を求めて、世界中から観光客が訪れます。

JTB台湾 ソ カセイさん:
「色々な映画とかの影響があって台湾で今ナンバー1の観光スポットになっていますよ。元々雨の多い町だから、むしろ雨の方が、九份らしいと言われています」
青木アナ:
「そうなんですね!じゃあ雨もまた一興!みんな傘をバッと投げ出して写真を撮りたくなるほどのこの絶景」

こちらは、京都から卒業旅行で来ているという大学生4人組!

青木アナ:
「きょうは何したんですか?」
女子大生:
「ランタン飛ばすところ」
青木アナ:
「願い事書いたんですか?」
女子大生:
「書きました!『彼氏が早くできますように』っていうのを中国語で書いたら、『愛人早日出現』っていうのが中国語らしくて、それを大々的に書いて大々的に飛ばしてきました(笑)」
青木アナ:
「九份はどうですか?」
女子大生:
「めっちゃ綺麗。やっぱ夜に来て良かったなって」

どこを撮っても絵になる!唯一無二の街並みが楽しめる九份でした。

若者文化のまち!流行の発信地で見つけた手軽な“新感覚スイーツ”

九份から一転!活気あふれるこの街は、台北市の繁華街、西門町。

日本で言えば渋谷・原宿、韓国なら明洞!つまり、若者文化の発信地です。

青木アナ:
「かわいい~あ、カップがいっぱい並んでいますね。これ、なんですか?」
店員:
「わたあめ」

こちらの綿菓子専門店で人気だというのが…

店員さん:
「わたあめとアイスクリームです」

わたあめとアイス?注文してみると…

青木アナ:
「おぉ~大きい~。ここからどうなるんだ?あ、潰すんだ!」

わたあめのベッドにアイスやフルーツなどを乗せて…

青木アナ:
「おぉ!ぎゅっと、巻いていきました!え、包丁で切るの?どうなる?おぉ~、そういうことか!」

コットンキャンディーアイスクリーム、完成です!

青木アナ:
「ん!おいしい!最初にアイスがすっと溶けて、その後にわたあめがふわっと溶けていきます。アイスクリームもなめらかでさっぱりしているので、この甘いわたあめと合います」

手軽にテイクアウトできる、新感覚スイーツでした!

SNSで話題!人気レストランの名物とは?

続いてやって来たのは、ビルの6階にあるレストラン。SNSで話題だという、ピンクを基調としたかわいらしい店内。

青木アナ:
「待って柴犬いるんだけど!!かわいい」
飼い主:
「シバ!」
青木アナ:
「ベリーキュート!」
飼い主:
「センキュー」

そう、このお店の名物は柴犬!ではなく(たまたま居合わせただけ)

青木アナ:
「えー!高い!倒れない?なんだこの最強映えスイーツ」

台北市のシンボル、高さ509メートルの台北101をイメージして作られたというイチゴパフェ。30個以上のいちごを使い、45センチの串3本を生クリームで飾り付けます。

「あ、意外と簡単に抜けました。ジューシーで甘酸っぱい!ちょっと酸っぱめなのが巨大なパフェにちょうど良い」

瓶をわたがしやお菓子、クリームでポップに飾り付けたイチゴミルクシェイクなど…とにかくかわいい!見ているだけで幸せになるスイーツたち。

青木アナ:
「この驚きのスイーツと出会えるのも、流行の発信地である、西門町の魅力ですね」

頼んだメニューは、みんなでしっかり完食!味よし見た目よし!“映える”写真がたくさん撮れました♪

鉄道写真家も興奮!“台湾新幹線”で2時間弱…台北→古都・台南へ

視察団の一行は、台北から台南エリアへ。移動は新幹線です。

視察ツアーの参加者、鉄道写真家の村上さんは久々の台湾新幹線に興奮気味!

鉄道写真家 村上悠太さん:
「日本で走っていた車両とほぼ同型の車両になります」
青木アナ:
「日本が造ってる車両?」
村上さん:
「そうです。700系っていうのを基にした、700Tっていう車両になります。日本では700系って活躍する姿が見られなくなっていて、今 台湾新幹線は全部700Tなので、それにいつでも会えるっていうのはすごく嬉しいポイント!」
青木アナ:
「会えるっていう表現から愛を感じる(笑)」
村上さん:
「そう、乗りに行くじゃなくて会いにいく」

出会えた新幹線に揺られること2時間弱。台南に到着!台湾の京都とも称される古都・台南で、イチオシの観光・ショッピング・グルメをどんどん紹介しますよ!

こちらは、三国志で有名な武将・関羽を祀っている、武廟です。

心の中で自己紹介をしてから願い事を言うのが、台湾式のお参り方法だそうですが。

ソ・カセイさん:
「台湾では賽銭を出す必要がありません。習慣もありません。何かご利益があったら、次お礼参りするんです。お礼参りするときに、お寺に寄付金出すとか、ちょっとだけ賽銭出すとか、お供え物を贈るとか、そういう感じの台湾人の習慣です。だから、台湾の神様は後払いです」

直行便再開で、お礼参りも行きやすい!?

イチオシの観光スポットでショッピング&グルメを堪能

ショッピングを楽しむなら林百貨店!

青木アナ:
「レトロな雰囲気ですね~」

1932年に山口県出身の商人、林方一さんが開業した林百貨店。当時と同じ商品レイアウトが歴史を感じさせます。

太平洋戦争の弾の痕など、あえて歴史の爪痕を残しながら、“クリエイティブ”な一面も。

林百貨店 サイ・イヨウさん:
「台湾と台南の色んなアイデア商品を集めてここにまとめて置いています」

まるでスイーツ!?のような石鹸に…

台湾発祥の“漁師網バッグ”と呼ばれるナイロンバッグをアレンジしたものなど、台湾のクリエイターが趣向を凝らした商品が並ぶのが林百貨店最大の特徴。

ここにしかない出会いがたくさんありますよ!

台南グルメも忘れちゃいけません。こちらは名物の担仔麺(タンツーメン)。

こぶりな茶碗に、麺ともやし、秘伝の肉みそ、スープなどを入れたひと品です。

青木アナ:
「油がすごくまろやか。辛くて味が濃いのを想像していたのですが、優しい味わいがします。肉みその風味と、少しだけピリッとしたスパイシーな刺激があります」

台湾の歴史や文化を堪能できる台南エリア。台北から新幹線を使うと、速くて便利です。

台北・台南エリア編はここまで!次回は今、台湾で絶大な人気を誇るスイーツ店に…美しい湖の絶景も!台中エリア編、お楽しみに!