いもたきの主役に!松前町でサトイモ「伊予美人」の収穫始まる
愛媛県内に本格的な秋が到来です。
滝口記者:
「サトイモの伊予美人が収穫の時期を迎えています。松前町の畑では朝掘り起こしたイモをキャリーに集める作業が行われています」
松前町北川原の本宮秀亮さんの畑では、愛媛の秋の風物詩、いもたきの主役となるサトイモの品種「伊予美人」の収穫がきょう始まりました。
伊予美人は県が開発したオリジナルの品種で、柔らかくてねっとりとした食感と癖のない味が特徴です。
JA松山市によりますと、収穫時期が長く管理がしやすいことなどから生産者が去年の倍以上に増加。前の年に比べておよそ15パーセント増の172.5トンの出荷が見込まれています。
今シーズンは夏の暑さや乾燥でやや小ぶりな傾向ではあるものの、例年並みの品質に仕上がっているということです。
本宮秀亮さん:
「定番のいもたきもいいですし、うちはコロッケとかポテトサラダとかグラタンにすると皆喜んで食べてくれます」
伊予美人の出荷は年明けにピークを迎えるということです。