愛媛のスキー場へ行こう!知事とトップスキーヤ-が共演 過酷!?なPR動画撮影の舞台裏
愛媛にもスキー場がありますが、初めての方にとってはハードルが高い!というイメージもあると思います。そこで愛媛県は気軽に楽しんでもらおうと、県内のスキー場のPR動画の制作を始めました。その“過酷!?”な舞台裏に潜入です。
今月、西条市の石鎚スキー場。
ゲレンデを気持ちよさそうに滑る1人のスキーヤー。
その正体は、中村知事です。
この日は、県内のスキー場でウィンタースポーツを楽しんでもらうための動画制作のロケが行われていました。
知事:
「この前1人で来た時30本くらい滑りました」
実は、「スキー検定1級」を持つ中村知事ですが。
知事:
「いや、すごいな河上晴香」
Q.全然違いますか?
「全然違う。レベルが10段くらい違う」
共演するのは最難関の指導資格を持つ“トップスキーヤ-”
西条市の河上晴香さん。“指導員を指導する”最難関資格、デモンストレーターに四国で唯一合格したトップスキーヤーです。
河上さん:
「競技は今はもう引退」
指導員だった父親の影響で、6歳でスキーを始めた河上さん。国体の入賞経験者で長野県で選手生活を送っていましたが、実家の焼き鳥屋を継ぐため愛媛に帰ってきました。
知事:
「完全にお父さんが指導される側になった」
河上さん:
「そうです。昨日も(父が)言ってました」
知事と河上さんを主人公に撮影が行われる今回のPR動画。
ディレクター:
「はい、それでは今から10本くらい知事に滑っていただきます。よろしくお願いいたします」
この日の気温は氷点下、あいにくの空模様で視界が悪い中で撮影が進んでいきます。
ディレクター:
「休憩はいかがですか?」
知事:
「まだ大丈夫」
知事、わずか1時間の間に500mのゲレンデを10本以上滑りました。
寒いなか食べる“ゲレ飯”も楽しみのひとつ
(レストハウスにて)
ディレクター:
「知事にあそこで注文しているところを撮らせていただきたい」
休憩もつかの間、今度はグルメパート、スキー場のゲレンデごはん“ゲレ飯”の撮影です。
ディレクター:
「じゃあ行きますね、どうぞ」
知事:
「河上さん、イチオシは?」
河上さん:
「ビーフガーリックライス」
しかし…。
知事:
「お札が入らない(笑)」
河上さん:
「発売中止になってる」
気を取り直してテイク2。
(お札入る)
(出てくる)
知事:
「戻ったよ」
(お札入る)
河上さん:
「行きました」
石鎚スキー場一番人気のガーリックライスです。
中村知事:
「寒い中で食べる“ゲレ食”って楽しみの1つですよね」
シーズンが短い愛媛でも!伝えたいウインタースポーツの魅力
知事、滑って、食べて…今度は、こんなものも装着です!
知事:
「これレンズは?」
カメラマン:
「これ全方向映ります」
知事:
「これで映すの?これで映っちゃうの?絶対こけられないね」
様々なカメラを駆使しながら極寒の中行われたロケ。
撮影開始から3時間、ようやく、ラストシーンの撮影です。
ディレクター:
「3,2,1スタート」
知事:
「愛媛県知事の中村時広です。実は僕もスキーが大好き」
河上さん:
「皆さんもぜひ滑りに来てください」
ディレクター:
「はいカット、OKです。ありがとうございました」
知事:
「デモンストレーターと一緒に滑れたっていうのが生涯の思い出ですよ」
河上さん:
「ほかの県と比べるとシーズンは短くなりますが、限られた期間の中で子どもたちが雪遊びしたりスキーにつながったりボードにつながったりするとすごくいいかなと思います」
このPR動画の撮影は久万や小田のスキー場でも行われ、現在鋭意編集中です!