カラフルな貝殻と濃厚な味わい「ヒオウギ貝」の出荷始まる 年末の贈答用に人気【愛媛】
お歳暮として人気のヒオウギ貝
きょうから12月。カラフルな貝殻と濃厚な味わいで、年末の贈答用として人気がある、ヒオウギ貝の出荷が愛南町で始まりました。
愛南町柏崎の愛南漁協旧内海支所では、お歳暮用のヒオウギ貝の出荷が始まり、養殖業者がおよそ1年半育てたヒオウギ貝を次々に箱詰めしました。
ヒオウギ貝は赤や黄色、そして紫などカラフルな貝殻が特長の二枚貝です。
貝柱は、強い甘みと濃厚な味わいが楽しめます。
養殖業者の話では今年は、夏の暑さで海水温が高かったことから、エサの食いつきが悪く、身は少し小ぶりながらも、うまさが凝縮しているということです。
愛南漁協御荘支所ヒオウギ部会の小林哲代表は「天ぷらやフライ、お刺身など何の料理にも合います。食べてもおいしいし貝殻を見ても楽しい貝です」と話しています。
贈答用のヒオウギ貝は愛南漁協の御荘支所で12月25日まで注文が受付けられ、大晦日の31日まで発送作業が行われます。