松山城・城山の土砂崩れ 松山市が初めて「住民説明会」開催の意向示す
松山城の城山で発生した土砂崩れ。市は住民を対象とした説明会を開催する方針を示しました。
野志市長:
「準備が整い次第、できるだけ早く説明会を開催したいと考えている」
これはきょうの定例会見で松山市の野志市長が明らかにしたものです。
去年7月、松山城の城山で発生し、住民3人が犠牲となった土砂崩れをめぐっては、住民などから城山の管理者である松山市に説明会の開催を求める声が相次いでいました。
これまで野志市長は県が設置し、土砂崩れ発生のメカニズムの解明を目的とする「技術検討委員会」の最終報告を踏まえて適切に判断するとし、説明会開催の有無について明言を避けていました。
「技術検討委員会」はあさって最終報告を取りまとめることにしていて野志市長は、その後できるだけ早く市が主催する住民説明会を開催する意向を初めて示しました。
市は、具体的な説明内容や市長が出席するかどうかは、技術検討委員会の最終報告を踏まえて判断したいとしています。