西予市の市民病院など3施設 4月に指定管理者制度導入で住民説明会
今年4月に指定管理者制度が導入される西予市の市民病院など3つの施設についてきょう、市の担当者などが今後の運営方針を住民に説明しました。
愛媛県西予市は、医師や看護師不足、経営悪化などを理由に、今年4月から市民病院や野村病院などの3つの施設の運営を、東京の公益社団法人「地域医療振興協会」に移行する指定管理制度を導入します。
きょう、西予市野村町で開かれた住民説明会では、担当者が野村病院について、診療科目は減らさないものの二次救急体制を西予市民病院に集約し入院機能のない無床診療所とすることや、移行までのスケジュールなどを説明しました。
これに対し出席した市民からは、移行後の医療の質の低下や西予市民病院までの交通手段を心配する声などが上がっていました。
住民説明会は、今月31日までに市内5か所であわせて7回開かれることになっています。
最終更新日:2025年1月27日 15:13