南海トラフ巨大地震に備え 南予地域の事前復興計画考えるシンポジウム
南海トラフ巨大地震の事前復興計画について考えるシンポジウムが、愛媛県宇和島市で開かれました。
このシンポジウムは、30年以内に70~80%の確率で発生すると言われている南海トラフ巨大地震に備え、南予地域の強靭化を図ろうと愛媛大学などが開きました。
会では4つの市と町のトップから、各自治体で作成する事前復興計画の内容のほか、津波避難路の整備など具体的な事業の進捗について報告がありました。
また迅速な救助・救援活動に向け高速道路の延伸や老朽化した橋の修理など、公共インフラの整備が欠かせないとして、今後 国に予算要望を行う方針も確認されました。