県内インフルエンザ患者数が急増…南予での増加目立つ 四国中央と西条は警報レベル【愛媛】
愛媛県内の感染症の患者報告数が発表されました。
新型コロナは減少していますが、インフルエンザは特に南予で急増しています。
まずはインフルエンザです。
県によりますと、今月18日から28日までの患者報告数は1定点医療機関あたり25.54人と、前の週の21.28人と比べると1.2倍となりました。
患者のおよそ92%が19歳以下で、保健所別でみると、特に東予地域で報告数が多く、四国中央は44.40人と西条とともに警報レベルです。
また、前の週は4.43人だった宇和島は3倍の13.43人に、八幡浜では2.6倍の20.71人となるなど、南予での増加が目立ちます。
新型コロナは前の週から0.6人減って、1定点医療機関あたり4.44人となりました。
県内全体では、2月中旬以降、7週連続で減少しています
卒業や進学転勤などのシーズンを迎えて、人が集まる機会が増え感染が拡大しやすくなることから県では、感染対策の徹底を呼び掛けています。
なお県は県内の新型コロナの感染状況について、来月1日以降インフルエンザと同じ基準の警報、注意報を設け公表することにしています。