「ストーカーになるよ?」松山市の60代男性副部長をセクハラで停職2か月の懲戒処分
女性職員に「ストーカーになるよ?」などとメッセージを送るなど、セクハラ行為をしたとして、松山市は男性職員を停職2か月の懲戒処分にしました。
停職2か月の懲戒処分を受けたのは、松山市産業経済部の60歳代の男性副部長です。
松山市によりますと、男性副部長はおととし8月から去年2月、女性職員に対し、LINEで「ストーカーになるよ?」などのメッセージを送っていたということです。
当時、女性職員が「処分は求めないが、個人が特定されないよう配慮して対応してほしい」と意向を示したことから、市は副部長に対し、セクハラと疑われる行為をやめるよう口頭で注意していたということです。
その後、女性へのセクハラ行為はなくなったということですが、去年10月、女性が処分を求めたことからヒアリング調査を進めていました。
ヒアリングの中で、この女性以外にも女性職員3人から“副部長にセクハラにあたる行為をされた”と相談があったということです。
松山市の野志克仁市長は「セクハラ行為があったことは大変遺憾。改めて意識改革に努め、ハラスメントの防止に努める」とコメントしています。