小林製薬の「紅麹サプリメント」をめぐる健康被害の問題。

愛媛県内でも、小林製薬が製造した紅麹原料を使った商品の自主回収が相次ぐなど影響が出ています。

小林製薬は「紅麹原料」を含むサプリメントを摂取した4人が死亡するなど、全国で相次いで健康被害が確認されていることから、商品の自主回収を進めています。

県薬務衛生課によりますと、きょうまでにこのサプリメントに関する相談が2件あったものの、健康被害は確認されていないということです。

なお、小林製薬が製造した紅麹原料を使い商品を製造していた四国中央市の健康食品メーカー「ジャパンギャルズsc」と、伊予市の「篠崎ベーカリー」も自社の製品の自主回収を届け出るなど影響が広がっています。

県は篠崎ベーカリーの商品には小林製薬が発表した「意図しない成分」は含まれていないとしていて、店では「小林製薬には何が安全とされるのかや、今回の原因を早くはっきりさせてほしい」と話しています。