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300m離れた土砂やガレキを撤去!災害時に備え無人ショベルカーの遠隔操作講習会【愛媛】

2024年1月18日 16:13
300m離れた土砂やガレキを撤去!災害時に備え無人ショベルカーの遠隔操作講習会【愛媛】

大量の土を救い上げるショベルカー。しかし、よく見るとその操縦席に人が乗っていません。このショベルカー、遠隔で操縦しているんです。

「無線操縦式バックホウ」は地震や大雨などで土砂災害が発生した際、復旧作業にあたるオペレーターの二次災害を防ぐため、最大300m離れた場所から操作できるということです。

一方で、操縦できる人がまだ少なく、きょう、大洲市で行われた講習会には普段、重機を操縦している南予の土木建設会社のオペレーターが参加し、コントローラーを操作しながら遠隔で、土砂やガレキを撤去していく技術を学んでいました。

参加者:
「掘削する時とかの距離感がわかりにくいので難しいですけど今後、何があるか分からないので、うまくなっとったほうがみんなのためになると思うんでやってみたいと思います」

大洲河川国道事務所 高島愛典副所長:
「(災害現場では)まずは作業される方の安全を確保しながらやっていくということだと思っていますのでそういうことで非常に無人バックホウというのは重要だと思っております」

講習会を主催した大洲河川国道事務所は今後も講習会を開き、無線操縦オペレーターの育成やスキルアップを図りたいとしています。