世界トップシェア企業「NITTOKU」が東温市に進出 2026年からEV車用バッテリーの製造装置を生産
自動車や宇宙開発分野などに不可欠な「精密コイル」。このコイルの自動生産機械シェア世界一を誇る企業が、愛媛県東温市に進出します。
県庁で行われた立地協定の調印式には、東温市に工場を建設するNITTOKUの笹澤純人社長らが出席しました。
笹澤社長:
「私ども愛媛県を愛しているんですけど、愛媛県の皆様からも愛されるような企業を目指して精進して参りますのでよろしくお願いします」
NITTOKUは、自動車やハイテク機器に不可欠な精密コイルを製造する巻線機で、世界シェアのおよそ4割を占めるトップ企業です。
今回東温市内に2か所の工場を建設し、EV・電気自動車用のバッテリーを製造するための装置を生産します。2026年の夏に本格的に東温市での製造を開始する予定で、地元からの新規雇用はおよそ200人、売り上げは40億円を見込んでいます。