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JR四国が伊予市駅など12駅を「無人化」へ コスト削減で来春までに86%が無人駅に【愛媛】

2023年10月23日 17:36

JR四国は、2024年春までに愛媛県の伊予市駅をはじめ、管内4県の合わせて12の駅を新たに無人駅にすると発表しました。

収入が減少する中で、コストの削減と深刻な人手不足への対応が目的だと説明しています。

JR四国の259ある駅のうち、無人駅はこれで222に増え、全体の86%を占めることになります。

2023年12月29日に高知県佐川町の佐川駅を無人化するほか、2024年3月中旬には伊予市の伊予市駅、香川県高松市の端岡駅、徳島県板野町の板野駅など合わせて11の駅を無人化する計画です。

車いすを利用する乗客に対しては、事前に連絡を受けて近くの駅から介助する駅員を派遣すると説明しています。

JR四国では「利用人数や客層などを総合的に判断して無人化を決めた。今後も経営状況を踏まえて、さらなる無人化も検討する」と話しています。

構造的な赤字に苦しむJR四国は、新型コロナウイルス流行の追い打ちも受けていて、鉄道運輸収入は流行前の水準に回復していません。