国の有形文化財「武徳殿」壁などが味噌や生卵で汚される被害 新居浜市が対応を検討
味噌や生卵で汚される被害があった「武徳殿」
だれが、何の目的で…国の登録有形文化財に指定されている新居浜市の武道場で壁などが味噌や生卵で汚される被害がありました。
三宅記者:
「現在施設を管理する方が味噌を思われる物体を落とす作業を行っています」
10m以上にわたり壁に付けられた味噌。
そして、門には生卵を投げつけたあとのような汚れも…
けさ5時45分ごろ、新居浜市徳常町の武徳殿で武徳殿の壁や入り口の門などが汚れているのを、剣道の練習に来た人が見つけました。
市によると発見当時、現場にいた人は「壁の近くに味噌が入った袋が落ちていた」と話していたということです。
武徳殿は築80年以上の武道場で、2004年に国の登録有形文化財に指定され、柔道や剣道などの練習場として市民が日ごろから利用しているといいます。
管理者によると、きのうの午後9時すぎの時点では被害はなかったということです。
武道場の管理者:
「信じられない。財産ですからいたずらされたり壊されたりするのはすごく残念」
市は警察と相談し、被害届の提出を含めて今後の対応を検討していくとしています。