四国地方で春一番 4月並みの暖かさに 椿神社で早咲きの桜が開花【愛媛】
四国地方で春一番を観測、そして最高気温が県内ほとんどの地点で4月並みとなるなど季節外れの暖かい1日となりました。
明日から「椿まつり」が開催される椿神社では、異例の早さでカンザクラが咲いています。
松山の最高気温は21.9℃と平年を10℃以上上回り、4月下旬並みの暖かさとなりました。
伊豫豆比古命神社通称・椿神社の参道で、出店の準備を進めていた露店の関係者からは「めっちゃ暑いです!今すぐ脱ぎたい。動いても止まっても暑いです」といった声が聞かれました。
椿神社で発見されたことからその名がつけられた早咲きのサクラ「ツバキカンザクラ」は例年、2月末から3月初旬にかけて咲き始めるそうです。
季節外れの暖かさの中、境内ではきょう、早くも5輪の開花が確認されたということです。
伊豫豆比古命神社権禰宜の長曽我部勝成さんによりますと、ツバキカンザクラが咲いている状態で椿まつりを迎えるのは本当に珍しいということです。
明日から3日間の椿まつり期間中の天気は晴れで、あす初日の気温は平年並みに戻りそうだということです。