自転車のヘルメット 努力義務化からまもなく1年…成人の着用率は50%未満【愛媛】
自転車に乗る時のヘルメット着用が努力義務となって、4月で1年となります。きょう松山市のスーパーでは、警察官らが買い物客にヘルメットの着用を呼びかけました。
きょうはフジグラン松山の駐輪場で県警バイシクルユニットの隊員ら9人が、買い物客や通行人にチラシなどを配り、ヘルメットの着用を呼びかけました。
この活動は自転車でのヘルメット着用が努力義務となって1年が経過するのを前に、改めてヘルメットの重要性を伝えようと行われました。
県の1月の調査によりますと、着用率は中学高校生ではほぼ100%となっているものの、成人では50%に達していない状況だということです。
県警バイシクルユニット隊 井上貴志警部:
「自転車事故で半分近くの方が頭を打ったことが原因で亡くなっているという統計もあり、頭を守るためヘルメットの着用を訴えていきたいと思っております」
県警によると、今年度自転車が関連した事故は408件発生していて、3人が亡くなっているということです。