【ドラレコ映像】間一髪…下り坂で自転車が車道に飛び出し転倒 歩道には行く手をふさぐ雑草も
気持ちのよい行楽日和が続くこの季節、気を付けたいのが交通事故です。
こちらは、おととい月曜日の午後1時半頃、国道33号の重信大橋を松山市内に向けて走るドライブレコーダーの映像です。
車は片側2車線の左側を走っています。
映像提供者:
「朝とべ動物園に行って、その帰り、自宅の方に向いて帰る」
左前方に、歩道を走る自転車が見てきました。
が、…その時!自転車が転倒。運転者が自転車ごと車道に飛び出てきました。
車は間一髪のところで避けることができたものの…
転倒の衝撃で、自転車の運転者の体の右側は勢いよく地面に叩きつけられています。
映像提供者:
「まさか車道側に人が飛んでくると思ってなかったので、ほんとにびっくりして気が動転した。歩み寄って大丈夫ですか、とお声がけしたら、足は擦り傷はあったんですけど、意識もあって救急車も必要ないということだったので」
映像提供者の男性によると、自転車に乗っていたのは50代くらいの男性で、「わき見をしていた」と話したということです。
現場は、見通しはよいものの、スピードの出やすい下り坂。
また、自転車が走っていた歩道には…
杉本記者:
「こちら自転車が転倒した現場なのですが、歩道にはこのように背の高い雑草が生えていまして、歩道の半分ほどを塞いでしまっている所もあります」
映像提供者:
「自転車側のヘルメットがないことが本当に命の危険性があるよね、というところで(自分は)ヘルメットせずに通勤してるんですけど、今後ヘルメットの着用を考えて通勤したいなと思ってます」
自転車を利用する全ての人へのヘルメット着用が努力義務となって半年。
警察庁のデータによると、自転車乗車中に亡くなった人のうち、6割が頭部に致命傷を負っていて、ヘルメットを着用していなかった人の致死率は、着用していた場合のおよそ2.1倍高いことが分かっています。
万が一に備えて、自転車に乗るときのルールを見直してみませんか?