坊っちゃん列車「運行コスト支援に賛成?」松山市がアンケート実施へ
先月から全面運休が続く坊っちゃん列車。
松山市の野志市長は今後の支援などについて、市民に意見を聞くアンケート調査を準備していることを明らかにしました。
坊っちゃん列車について伊予鉄道は運転手の人手不足などを理由に先月から全ての便を運休しています。
今後の方針などを検討するため松山市が設置した会議では観光・経済団体などの出席者から運行再開を望む声が出た他伊予鉄グループの清水一郎社長は「運行コストなどの支援が得られれば、来年春にも再開できるよう最大限努力する」との考えを表明しました。
こうした中松山市の野志市長は、きょうの定例会見で、運行再開の必要性や、市の支援の是非などについてアンケート調査を準備していることを明らかにしました。
松山市観光・国際交流課によりますと、今月18日の会議の中では、「支援は、市民の理解を得ながら進める必要がある」との意見が出されたということです。
アンケートの対象は松山市民が中心で、坊っちゃん列車のあり方や今後の必要性などについて市民の考え方を問いたいとしています。
松山市は、できるだけ早い時期のアンケート実施に向けて準備を進めたいしています。